研究に必要だった、遠回りの時間

答えの出ない午後も、あとから振り返ると前進の一部だった。

うまくいかなかった実験のログを眺めながら、何も進んでいない気がしていた。

でも、失敗した条件を一つずつ言葉にすると、次に試すべきことが見えた。研究は最短距離を当てるゲームではなく、地図の空白を少しずつ埋める仕事なのだと思う。