帰り道の小さな発見を、忘れないうちに

毎日通る道にも、立ち止まってみると書き残したくなるものがある。

研究室を出たのは、空が青から群青へ変わる少し前だった。

いつもの帰り道なのに、花屋の軒先に並んだ鉢植えが妙に明るく見えた。急いでいると、こういうものは視界に入っても記憶には残らない。

文章を書くことは、日常に小さな栞を挟むことなのかもしれない。大事件でなくてもいい。今日おもしろいと思ったことを、明日の自分に手渡せれば、それで十分だ。

余
WRITTEN BY

余白遊学

北海道で遊び、走り、学びながら、気になったことを自分の言葉で残しています。

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